腰痛・ぎっくり腰
腰痛の症状・ぎっくり腰の原因
腰の症状・腰が痛む ・腰が重い ・腰が張る ・腰がつっばる ・腰がこる ・腰が動きづらい ・仙骨あたりが痛む ・仙腸関節が痛む |
動きづらい動作・前に曲げづらい ・後ろに反れない ・腰を回せない ・腰を横に曲げられない ・腰が伸びない ・歩きづらい(すり足) |
ぎっくり腰の原因・立ち上がる時痛めた ・手を伸ばして痛めた ・くしゃみをして痛めた ・物を取ろうとして痛めた ・姿勢を変えて痛めた ・座りなおして痛めた |
症例12 座りなおしたら腰にピキっと痛みが走った
患者: 女性 40代
来院: 2018年7月
症状
ぎっくり腰 座りなおしたら腰にピキっと痛みが走った
昨日、椅子に座っていて、場所を変えるためにおしりを持ち上げ座りなおしたところ、骨盤あたりにピキっとした痛みが出て動くことができず、横になるなど安静にしていた。今日は痛みが減少したが、腰に重だるさがあり、歩くときなどにおしりに違和感があるため、おしりに手で支えてしまう。今日は仕事が休みで子供と遊びたいが痛みと違和感があるため不安である。少しでも症状を改善したいと、当院にご連絡頂いた。
施術内容と経過
痛みの箇所を確認したところ、仙骨あたりに痛みがある。体を前に曲げづらいが、後ろには反れる。痛みのある仙骨あたりを触診すると硬くて押して痛みの強い箇所があった。この箇所を押しながら、前に曲げると痛みもなく楽に動くことができた。また、問診から、約1週間前から肩に強い張り感があるということだった。肩甲骨と仙骨との連動が破綻して今回の痛みが出現したと考え、肩甲骨に刺鍼したところ、痛みなく体を後ろに反らすことができ、また腰の重だるだが減少し、歩行もしやすくなった。症状が改善したため、1診で施術終了とした。
同時に施術した症状
腰の重だるさ 歩きづらい
主に使用したツボ&活法
T4(4)R
考察
今回の症例は、腰の違和感や仙骨部分の痛みであったが、その部分だけに着目せず、症状のきっかけや経過をもとに原因を追究したことで早期改善に繋がった。
※結果には個人差があり、効果効能を保証するものではありません。
症例11 腰だけでなく下腹部も痛む腰痛
患者: 男性 50代
来院: 2018年5月
症状
腰だけでなく下腹部も痛む腰痛
2日前、昼間に買い物で重い物を持ち、夜になると腰に痛みが出てきた。昨夜は痛みが強くなり寝返りができなかった。腰だけでなく下腹部にも痛みが出現し仕事に差し支えるため、何とか改善したく、ネットで検索し、来院された。
施術内容と経過
1診:立っていたり、歩くことにはできるが、体を前に倒したり、椅子に座っているいる時に後にもたれると腰に痛みが出る。もちろん重い物を持つことができず、痛みは腰だけではなく下腹部にも痛みが出る。胸椎、肩甲骨に問題があると考え、座ると痛みが出るため、立ったまま刺鍼。すると、座位や仰向けになることができた。また、下腹部の痛みにも波及していることから、股関節にも原因があると考え、足に刺鍼したところ、体を動かしても腰の痛みは減少したが、下腹部の違和感は残る。活法で動きを調整してこの日は終了とした。
2診(初診から3日後):来院時に患者さんから、「痛みのレベルが100から4くらいになった」そうだ。下腹部の違和感もなくなり、腰の痛みは腰椎5番あたりに限局され、腰を左右に動く動作にも痛みが出る。下肢に問題が残っていると考え、ふくらはぎ、脚に刺鍼。全ての痛みや違和感がなくなったため、2診で施術終了とした。
同時に施術した症状
下腹部の痛み
主に使用したツボ&活法
1診:T5(1)L 後谿L 肩参L 元瑠L 大腰LR 大臀L
膝裏の拘縮取り 梨状筋の導引 透し
2診:飛揚L 肩稜L 殷門L
考察
重い物を持つことで肩甲骨ー胸椎ー仙骨の連動だけでなく、股関節まで問題が波及してしてしまい、今回痛みが発生したと考えられる。原因を特定できれば、少ない回数で改善できることも少なくない。
※結果には個人差があり、効果効能を保証するものではありません。
症例10 ぎっくり腰 ガスコンロに火をつけた時に腰にピキっと痛みが走った
患者: 女性 30代
来院: 2017年12月
症状
ぎっくり腰 ガスコンロに火をつけようと手を伸ばした時に腰にピキっと痛みが走った
朝、ガスコンロに火をつけた時に腰にピキっと痛みが走った。何とか用事を済ませ、整形外科を受診し「骨には異常なし」と言われ痛み止めの注射をしてもらったが、痛みがなかなか引かない。家族にはり治療を勧められ、ネット検索し、当院にご連絡頂いた。
施術内容と経過
初診:すり足の状態でゆっくり歩いて来院された。体を前後に傾けることができず、痛みは右腰~仙骨あたりにある。ガスコンロに火をつける動作で痛みが発生したため、手や肩甲骨周りに原因があると考え、手や肩甲骨に刺鍼。さらに体の動きを出すよう、臀部に刺鍼。痛みが残るが、歩行がしやすくなり、体を前後に動かすことができるようなり、この日は終了。
2診(翌日):痛みはかなり減り、痛む動作が限定されてきた。脚をあげて歩いたり、車に乗る時や右臀部に体重を乗せると痛みが出るため、骨盤周りの筋肉に問題があると考え、足や腰に刺鍼したところ、痛みがほとんどなくなった。明日以降、まだ動いて痛みがあるようなら連絡して頂くこととして2診で施術終了とした。
同時に施術した症状
歩行しづらい
主に使用したツボ&活法
1診 後谿R 曲池R 肩稜R 外秩辺R
2診 大腰LR 陰陵泉L 腰眼R 玉人R 陽輔R
考察
ぎっくり腰のひとつのパターンである手の動きがきっかけで起こったものであり、腕~肩甲骨~腰部の関係が崩れてしまったことが原因であった。また、ぎっくり腰で体全体が緊張してしまっていることから、痛みのある動作をひとつずつ改善していくことで脳に対しても、動かすことができると認識させていくことも大事である。
※結果には個人差があり、効果効能を保証するものではありません。
症例9 倒立した後、腰を後ろに反ると痛みが出る
患者: 男性 10代
来院: 2016年12月
症状
倒立した後、腰を後ろに反ると痛みが出る
2ヶ月前に部活動で倒立をやったことがきっかけで、腰を後ろに反るとズキっとした痛みが出るようになった。整形外科を受診しレントゲンを撮ったが「骨には異常はなし」。ほかの鍼灸接骨院に行ったが、症状が改善せず。知り合いの紹介で当院にご連絡頂いた。
施術内容と経過
腰を後ろに反ると下部腰椎あたりに痛みがあり、腰椎際を触診すると硬いコリがあった。このコリを改善するために手と足に刺鍼。他に問診していると、ボールを投げる時に、左脚が挙げづらいという話があった。テストをしてみると腸腰筋の筋緊張が強く動きを制限していることがわかり、更に足に刺鍼したところ、痛みを気にすることなく腰を後ろに反ることができた。
同時に施術した症状
左脚が挙げづらい 右腕が挙げづらい
主に使用したツボ&活法
大腰L 玉天L 腰腿点(2)R
考察
倒立をしたことで過度に腰を反ってしまい腰椎に負担が出たことで痛みが出たと思われる。しかし、元々、腸腰筋の緊張が強く、腰を後ろに反る動きを制限しており、今回倒立をしたことで体における問題点が浮き彫りになったと考えられる。
※結果には個人差があり、効果効能を保証するものではありません。
症例8 ぎっくり腰 床にあるものを取ろうしたら腰にピキっと痛みが走った
患者: 男性 50代
来院: 2017年3月
症状
ぎっくり腰 床にあるものを取ろうしたら腰にピキっと痛みが走った
朝、お風呂に入っているとき、床にある洗面器を取ろうと手を伸ばし片足になった時にピキっと痛みが走った。これにより、後ろに反る姿勢がしづらくなり、歩く時はすり足の様になってしまった。知り合いの紹介で来院された。
施術内容と経過
初診:受傷したしたきっかけを考慮し、体幹周りに問題ないか触診すると右臀部の外側に硬くて痛みが強い箇所があり、押しながら、患者さんに動いてもらうと楽に動けることがわかった。臀部の外側に刺鍼し、更に炎症に効果がある手のツボに鍼をし施術終了。
2診(初診から4日後):座位→立位になる時に腰の痛みが残るとのことだった。座位→立位の動作では股関節も影響しているため、股関節調整のために足に刺鍼。2診でほぼ症状改善したため、2診で施術終了とした。
同時に施術した症状
座位から立位になるときの腰の痛み
主に使用しているツボ&活法
1診:後谿R 肩稜R 地天LR
2診:地天R 豊隆R 築賓L
考察
手を伸ばし片足になった時に痛めたケースであり、体を片足で支えることができなかった事が原因であった。また、以前に右足関節捻挫で靭帯を部分断裂したことがあり、足関節の不安定性もひとつ要因であったとも考えられる。
※結果には個人差があり、効果効能を保証するものではありません。
症例7 ぎっくり腰 物を取ろうと手を伸ばしたら腰にピキっと痛みが走った
患者: 女性 40代
来院: 2016年12月
症状
ぎっくり腰 物を取ろうと手を伸ばしたら腰にピキっと痛みが走った
仕事中、近くにあるものを取ろうと手を伸ばした時に腰部にピキっとした痛みが走り、前にかがむ姿勢がしづらくなった。また背中をまっずくにしたままゆっくり座らないと痛みが出てしまう。以前当院を受診したことがあり、ご連絡頂いた。
施術内容と経過
痛み位置を確認すると、はっきりしないが、下部腰椎から仙骨付近あたりであった。手を伸ばした時に痛みが走ったことを考慮し、仙腸関節と肩甲骨、胸椎の関係に問題があると考え、手、肩甲骨にあるツボに鍼をしたところ、痛み、違和感が消失した。まだ前かがみの姿勢がしづらいため、臀部、下腿の柔軟性が低下していると考え、さらに臀部、下腿後面に刺鍼。最後に身体全体の炎症に効果がある手のツボに鍼をして施術終了。
同時に施術した症状
肩こり
主に使用したツボ&活法
後谿L 肩参R 外秩辺R 大臀LR 玉人R
考察
手を伸ばして腰を痛めたケースは、腰部以外に、肩甲骨周り、胸椎をチェックしておく必要がある。また、肩こりもあり、肩と臀部の連動が取れていなかったことも原因であった。
※結果には個人差があり、効果効能を保証するものではありません。
症例6 座っていると腰がピリピリ痛む
患者: 女性 30代
来院: 2016年9月
症状
座っていると腰の中央あたりがピリピリ痛む
3日前から、座っていると腰の中央部がピリピリした痛みが出るようになる。仰向けで寝ても痛くなる。以前来院したことがあり、連絡頂いた。
施術内容と経過
仕事で車を運転されるため、手の疲労から胸椎の動きが制限されていると考え、背部を触診したところ強いコリが見つかった。そのコリを取るために、左手に鍼を行った。すると、腰のピリピリ感なくなった。症状がなくなったため、1回で施術終了。
同時に施術した症状
頚部が後屈しづらい
主に使用したツボ&活法
六谿L
考察
今回の症例は、仕事で車を運転するため、ハンドルを握る手の疲労、また、運転していた姿勢が影響をしたと考えられる。症状を問診する事も大切であるが、施術する上で患者さんの仕事などを考慮することも重要なことである。
※結果には個人差があり、効果効能を保証するものではありません。
症例5 朝起きたら腰が痛くて起き上がれない
患者: 女性 40代
来院: 2016年11月
症状
朝起きたら腰が痛くて起き上がれない
2週間前ぐらいから腰に違和感があったが、どうしても外せない仕事がありコルセットをして昨晩まで動いていた。仕事がひと段落し、お風呂に入り、このまま寝ると明日起きられないかもと思いながら寝て、朝を迎えたら、予想通り腰が痛く起き上がれなかった。以前より知っていた当院に連絡があり、動けないとのことで往診で自宅に伺った。
施術内容と経過
患者さん自身、来院が難しいため、1診~3診までは往診に伺う。
1診:伺った時はうつ伏せで、何とか首や手は動かせるが、寝返りなど動かそうとすると腰に痛みが出る。痛みの箇所が明確にわからないが、何となく腰の中央部分。まずは寝返りなど動きを取り戻すため、腰椎の動きを出すよう、手と足に刺鍼。仰向けにすることができたところで腹部の緊張、更なる頚部の動き改善するよう、手と足に刺鍼。症状が発生した当日でもあり、少なくとも、うつ伏せ→仰向けにできるようになったので、本日の施術は終了。
2診(初診から2日目):翌日、仰向けから横向きになることができ、そこから30度くらい体を起こすことができるようになった。仰向け→横向きになる動作で痛みが出ることから、腰椎の回旋ができるよう、さらに動きが安定するよう、足に刺鍼した。また、下腹部、腰部に緊張があったため、緊張を解く活法施術を実施。施術後、コルセットをつけてだが、四つん這いになることができたと連絡あり。翌日(初診から3日目)、正座になることができたと連絡があった。
3診(初診から4日目):ようやく立ち上がることができ、トイレも自分1人で行けるようになった。まずは腰部の安定として、足に刺鍼。動ける事を身体、脳にも意識づけするために、活法施術を実施。患者さんには、痛みのない範囲でできるだけ動くよう指導した。
4診(初診から12日目):歩いて来院される。かなり腰痛は改善しているが、座っていると左腰部に痛みがあり、長い時間座ってられない。また前にかがむ姿勢がしづらい。寝ている時間が多く、胸腰椎の動きが安定していないと考え、足に刺鍼。前にかがむ場合、臀部の柔軟性が影響することが多いため、臀部に刺鍼。その後、骨盤まわりを安定させるための活法を実施。
翌日からは、腰の痛みや違和感もなく、仕事ができていると連絡頂いた。
同時に施術した症状
なし
主に使用したツボ&活法
1診:後谿R 手三里R 飛陽L 元瑠L
2診:後谿R L3(1)L 中腰L 築賓L 透し&膝裏の拘縮取り、梨状筋の導引
3診:大腰L 透し&腰ばさみ
4診:陽輔L 元瑠L 玉人L 外秩辺LR 骨盤回し
考察
腰が痛くて起き上がれないため、患者さん自身もどのように動くと良いのかわからない状態であった。このため、「どこが痛いのか」よりも、「どう動くとつらいのか」を患者さんと一緒にチェックしながら施術したため、患者さん自身も動くことを実感できた。また、動くことができると実感できると、身体や脳にも意識づけできるため、早期改善に繋がった。
※結果には個人差があり、効果効能を保証するものではありません。
症例4 ぎっくり腰:便座に座ろうとして動けなくなる
患者: 男性 60代
来院: 2016年9月
症状
ぎっくり腰 便座に座ろうとして動けなくなる
昨日の朝、便器に座ろうとしたところ、ギクッと腰をやってしまい、動けなくなってしまった。その後、何とか動くことができ、昨日は横になり安静にしていた。今朝は、昨日よりも動けるようなったが、前に曲げることもできず、すり足でしか移動できず、翌々日の仕事に影響がないようにしたいため、当院をネット検索し来院された。
施術内容と経過
前にはわずか5度しか曲げることができないが、後ろに反ったり左右に捻ることはできる。前に曲げる際に、骨盤あたりに痛みがあり、慎重に触診すると仙腸関節部に硬く圧痛があることがわかった。仙腸関節を調整するために肩に刺鍼すると45度くらい曲げることができ、痛みもかなり改善した。立ち上がる動作ではまだ痛みがあるため、足に2カ所刺鍼したところ、先程よりも楽に立ち上がることができ、歩行もしやすくなった。腰に負担が出ないよう、仰向けから起き上がる動作についての指導も併せて行ない、施術終了とした。
同時に施術した症状
歩きづらい
主に使用したツボ&活法
肩稜R 築賓R 大腰R
考察
典型的なぎっくり腰であったが、今回のケースは、股関節、仙腸関節が影響していた。常に座って大きな画面をみながら仕事をされるため、手先だけ動かして下半身との連動がなくなり、今回の症状を招いてしまったと考えられる。仕事においても、負担のないよう日頃から動く習慣が必要である。
※結果には個人差があり、効果効能を保証するものではありません。
症例3 草取りした後、立ち上がると腰が痛む
患者: 男性 60代
来院: 2016年6月
症状
草取りした後、立ち上がると腰が痛む
久しぶりに天気となり、長時間に渡り、夢中になり借用している畑での草取りをしていた。作業が終わって、立ち上がるときに腰にピキっとした痛みを覚えた。痛む箇所ははっきりしないが、骨盤の上あたりとのこと。また、首をななめ後ろに動かすと左肩甲骨内側に違和感が出る。
施術内容と経過
長い時間座って作業して立ち上がる時に腰痛が出たため、腸腰筋が伸びづらく腰部に負担が出ていると考えた。腸腰筋の調整のため足に刺鍼したところ、立ち上がりでの腰部の違和感はなくなった。違和感が残った腰の動きを調整するため、腰、足に刺鍼した。これにより、腰の動きが良くなった。まだ肩甲骨の違和感が残ったため、頚部・背部を触診したところ、硬い箇所があり、それに関係するツボに刺鍼すると違和感がなくなった。
同時に施術した症状
肩甲骨の違和感
主に使用したツボ&活法
大腰LR 外秩辺LR 玉天R T4(4)R 合谷L C7(1)L
考察
立ち上がるときに腸腰筋の伸びづらく、腰に対する負担が大きくなり痛みが出現したと考えられる。腹直筋の緊張も考え触診したが、腸腰筋の緊張が強かった。立ち上がる動きに着目したことが改善の早道であった。
※結果には個人差があり、効果効能を保証するものではありません。
症例2 ぎっくり腰:くしゃみをして動けなくなる
患者: 女性 40代
来院: 2016年5月
症状
ぎっくり腰 くしゃみをして動けなくなる
4日前にくしゃみをした際、腰にピキっと電気が走り動けなくなってしまった。動けなくなった当日は寝て安静していた。3回目のぎっくり腰であったので、以前と同様にコルセットをして痛みを緩和していた。しかし、前傾すると痛みが強く、家事や仕事に支障が出てきてしまい、なんとか痛みなく動けるようにしたいとのことで来院。来院時は、左臀部に手を当てながら、足を引きずるように歩いていた。
施術内容と経過
今回の症状で特徴的なことは、前傾したときの痛みが、少し曲げると痛むが、深く曲げると痛みがなくなる点である。こうした場合は、胸椎の動きが悪くなっているため、痛みが出てしまう。このため、胸椎の動きが出るように刺鍼。さらに動きが安定するよう、足に刺鍼した。また、下腹部に緊張があったため、緊張を解く活法施術を実施。ほとんどの違和感がなくなり、足をひきずることもなく、すたすた歩いて帰宅された。翌日に違和感があれば連絡するようお話をして施術終了。
同時に施術した症状
なし
主に使用したツボ&活法
後谿R 玉陽R 玉人R
膝裏の拘縮取り、梨状筋の導引、透し
考察
今回の症例は、下腹部、背部の筋緊張が強く、胸椎の動きを妨げ、腰に負担が出てしまっていたものであった。
※結果には個人差があり、効果効能を保証するものではありません。
症例1 重いものを持ちながら、立ち上がった時に腰を痛めた
患者: 女性 80代
来院: 2015年11月
症状
重いものを持ちながら、立ち上がる時に腰を痛めた
昨日、2Lペットボトルが入った箱を持ち上げた際に、左腰に痛みが出てしまい、左腰に手を当てながら、足を引きずるように歩いて来院される。
施術内容と経過
前にかがむ、椅子から立ち上がる動作で左腰に痛みが出る。また、以前より左膝に痛みがあり、立ち上がる時に右に体重を移動させて立ち上がる。これにより、膝の負担を減らすために膝の中心軸を整えるよう臀部に刺鍼を実施したところ、椅子から楽に立ち上げることができた。膝関節の裏側にやや違和感が残り、活法を実施したところ、違和感が解消し、足を引きづらずに歩くこともできた。
同時に施術した症状
膝の痛み
主に使用したツボ&活法
膝根L
膝裏の拘縮取り
考察
膝に痛みがあることで、前にかかんだり、立ち上がり動作に負担となり腰に影響を与えてしまっていた。原因となっていた膝に対するアプローチをしたことで、結果として腰への負担が減り、痛みがなくなった。
※結果には個人差があり、効果効能を保証するものではありません。
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